こんにちは、ぶっきーです。
Surface Pro 6 発表されましたね!ポイントを押さえて「コイツの概要」を説明してみます。で、結局僕は Pro 6 買いません!その理由とかも書きまーす。
「購入を検討する上でどんな観点があるか」など、Pro 6 の購入で迷っている方の参考になれば。
Surface Pro 6 の概要
僕的な Pro 6 の重要なポイント(と公式サイト)は以下。(なおここではPro 6 の前世代をPro 5 と呼んでます)
- ブラックカラー登場(これクッソ格好いい)
- 第8世代CPU搭載(今のとこ Core i5 / i7 のみ)
- OSがWindows 10 Home(Pro 5 は Windows 10 Pro)
- USB3.0のまま(USB-type Cじゃない)
- ペンの使い心地がどれだけ進化してるかは分からん
以下、各項目についてちょい詳し目に。
1.カラーについて
新たにブラックカラーが追加。
「今回はCPUしか性能向上してないんで、色も追加して誤魔化しとこ」ってマイクロソフト側の考えが透けて見えるな…。でもブラックカラーが格好良すぎてその一点だけで実際に僕は購買意欲をそそられた。(色違いくらい、もっと前の世代から出しといてほしい…)
そもそも僕がSurface使ってるのも見た目が気に入ったからってのが大きいので。
でも日光が当たると黒は熱を吸収しちゃいそうですね。店の窓際の席で作業とか割とあり得るシチュエーションだし。自宅でもうっかり日光が当たる場所に置きっぱなしにして寿命縮むとか…。気にし過ぎ?
タイプカバーもあわせてシックな色のやつが4種類用意されてます。上記公式ページの「概要」参照。
2.CPUについて
今回、性能的にはCPUしかアップグレードされてないっぽい(あともしかしたらペンの書き味も)。でも性能大幅向上との誉れ高い第8世代CPUってだけでそれなりに魅力的ではある。
現モバイル環境に性能的な不満があった人にとっては、これだけで「買い」だろう。
3.OSについて
多くの速報サイトでここ触れられてないんだけど、OS が Windows 10 Home になってる。Pro じゃない(公式の誤植じゃないよな??)。基本的に Home は個人向け、Pro は法人向けのOS。Surface Pro なのに Pro ではないとはこれ如何に。
まあ、Proでしか使えないリモートデスクトップホスト、アクティブディレクトリ、Hyper-V(VM Ware Playerで代用できそうだが)が必要な人とかじゃない限り、基本的に個人用途ならHomeで問題無いとは思う。認識できるメモリの量が128GBに制限されるとかあるけど、そもそもSurfaceのハードを改造するヘンタイ人なんておらんし。
逆にある程度の規模の法人の支給PCとして使うならアクティブディレクトリは使うこと多いだろうから注意してください。てか法人用にPro版も作らなくていいのかな?割とSurface支給してる会社あると思うんだけど。
(追記)法人向けのPro6 にはWindows 10 Pro 版が用意されていることが分かりました。
HomeとProの細かい違いが気になる人はそれだけで結構膨大になるから各自調べて。でも繰り返すけど個人用途なら基本的にHomeでいい。というか前の世代からHome版も出しといてProとの価格差分(8000円くらい)だけ安くしてくれてたら、もっとSurfaceは普及してたと思うんだが…
4.USB 3.0 のまま
インターフェースは変更なし。特にUSBポートは従来のUSB3.0のままです。
僕はほとんど標準サイズのUSBしか使わないんでむしろこっちの方がいい。世間的にもどの程度 type-C が求められてるか分かんない。けど「なんで type-C じゃないんだよ!」ってお怒りの人もいるね。ここの良し悪しは人それぞれか。
5.ペンについて
Surface のペンは iPad Pro と比べると劣るイメージだが、Pro 5 の時点ではイラスト用途でも普通に実用に耐えるレベルみたい(下記サイト参照)。
これが Pro 6 になってどの程度性能向上してるかは未知数。だって触ってないし僕絵心無いから分かりようがない。このへんを気にするクリエイティブ系な人は店頭に行ってチェックしてくんなまし。
まあ少なくともドキュメントに書き込むとかメモとかの日常&ビジネス用途なら全く問題無いはず。だって Pro 3 の時点で十分なレベルだから。
どんな人におすすめ?
1.今このタイミングでPCを買い替えようとしている人
今がPC買い替えタイミングの人は、Surface を買うなら値段的に見ても性能的に見ても Pro 6 が良いでしょうね。CPUが第8世代になって性能が増した割には(50%以上とも言われる)、定価が上がってないんで。(もちろん型落ちで前のやつが安くなってる場合は話が別ですが)
今までデスクトップしか使ってなかったような人も、Surface を試してみる価値はあると思いますよ。以前のバージョンのキャッチコピーですが「これさえあれば、何もいらない」と言われる通り、Surface は用途次第でメインPCとして十分使えますから。
もちろん外で作業するシーンが全く無さそうならデスクトップを買った方が安上がりですけど、こういうガジェットは部屋を飾るインテリア的側面もあるので。ビジュアルにこだわる方は一考の価値アリではないでしょうか。
2.動画編集、ゲーム、画像編集をしていて性能に不満がある人
動画編集などの作業環境を改善したくて、さらにその環境を持ち歩きたい人。この場合は Pro 6 を買うべきでしょうね。
ただそこまで重い作業をするのであれば、わざわざモバイル用CPUが積まれてるSurfaceじゃなくていいんじゃないかなぁ。同じ第8世代搭載でもデスクトップを買った方が値段当たりの性能がずっと良いですよ。Core i7で10万円以下とかあるし、性能も上。
で、外出先で作業したいならそのデスクトップに対して安いノーパソや2in1(タブレットPC)からリモートデスクトップで接続する手もあるんじゃないかなって。これコスパ良い上にスタイリッシュですげえカッコいいと思うんだけど。
ただ僕は動画編集とかやらないから実際の使い勝手は全くわからん(無責任)。やっぱり通信量がデカくなってラグったりして実用的じゃないのかな。それならやっぱSurfaceって選択になるわけか。
3.ブラックカラーに惚れた人
これはどうしようもない。買っちゃってください。このビジュアルに惹かれるのは分かる。個人的にはタイプカバーも黒がカッコいいと思っている。
僕も将来 Surface を買いなおす時はブラックカラーにしたい。その時まだあればだけど。
僕が買わない理由
次に僕が Pro 6 を買わない理由について。
僕の用途なら Pro 3 でまだ戦える
僕の用途(せいぜいOffice多重起動や、たまに高画質動画見るくらい)だと、Pro 3の Core i7 (第4世代)でほぼほぼ十分だから。他にも色々起動しまくってるとたまに重くなるくらい。ぜんぜん買い替えるほどじゃない。
また以下の記事でも述べたように、今年思いがけず Pro 3 が新品に生まれ変わってしまったって事情もある。現状の経年劣化はほぼ無しなのである。
それでも第8世代 Core i3 搭載の Pro 6 が存在して、それが安かったら手を出したかもしれない。Surface大好き人間として複数台持っておきたいのもあるし、第8世代の Core i3 はコスパめっちゃ良いとも聞くんで。まあ今までの流れからすると Core i3 版もそのうち出ると思うし、その時は値段に注目ですね。
同時に Surface go や他の型落ちの方も安くなったりしたらさらに悩ましいことになるなぁ…(それは期待しすぎか)
サブ機(Core2 Duo)も予想以上に健闘中
SSD 換装した Core2 Duo がめっちゃ使えるせいで、今まで Pro 3 で行っていた自室作業がほとんどこっちのサブ機に任せてしまえてる。これもデカイ。以下の記事で報告したマシン。
そのせいで Pro 3 はほとんど消耗しない上(僕の場合外出時の作業時間なんて知れてる)、Core2 Duo自体まだまだ壊れる気配が無い。つまりバリバリ使えるPCが2台あるので、いくら超カッコいいからってわざわざ Pro 6 買わなくてもいいかって。
Pro 7 の発売までこのサブ機メイン(← 矛盾した言葉)でしのげるか試してみるぜ。(そして来年も同じようなこと言って購入を見送ってそうだな)
まとめ
いろいろ書いたけど、とにかく Pro 6 はブラックカラーがかっこよすぎる。これに尽きる。ちょうど今が買い替えタイミングのユーザーがうらやましいくらい。
またタイプカバーは4色用意されてますが(コバルトブルー、なんか茶色いの、黒、プラチナ)、何色が合うのかなぁ。本体が黒ならタイプカバーも黒じゃないと見た目がチグハグになりそうな気がしないでもない。
少なくとも無難に黒&黒のセットで買う人は多いだろう。そもそもタイプカバーは品薄になりがちだけど、今回は多分黒が一番先に売れ切れるでしょうね(ちなみに Pro 3 とか Pro 4 の時はシアンがすぐ無くなってた)。
注意したいのが、Surface のタイプカバーは必要なわけではないという点。その辺は以下の記事で触れています。費用を抑えたい方はどうぞ。
タイプカバーは経年劣化することもあるので、この点の考慮も忘れずに。気になる方は以下の記事をご参照ください。
以上、本記事が Pro 6 の購入を検討している方の参考になれば幸い。
ぶっきーでした。