こんにちは、ぶっきーです。
この記事ではAndroidスマホの電池の減りを抑える方法をまとめます(自分用メモ)。
iPhoneでも応用可能な方法もあります。
チェックリスト的にお使いください。
なおこの記事で紹介する方法によって一部アプリケーションを最新の状態に保てなくなる可能性などもあるので、くれぐれも自己責任で。
基本的な考え方
できるだけ簡素に
電池を持たせるには、基本的に以下の2つの考え方を守ってスマホを設定していけば良い。
- 余計な機能は無効化する
- 余計なアプリは入れない
「できるだけ簡素に」とも言える。
これだけで何をどう設定すれば良いか分かった人は、この記事の続きを読む必要は無い。
Androidは設定が多すぎる
しかしスマホは設定できる箇所が多すぎる(特にAndroid)。
だから「どの設定をいじれば電池持ちが良くなるか」が一見分かりにくい。
そこで「具体的にどの設定をいじるべきか」を以下で説明していく。
簡単で効果が大きいと思われる順番で紹介している。
なお設定の仕方などはスマホによって微妙に変わってくる。
以下はあくまで一例と思ってほしい。
最低限やっておきたい設定
ディスプレイの明るさを下げる
以下の画面に移動する。
設定 > ディスプレイ(画面) > 画面の明るさ
ここで明るさを調整できる。
自分が見やすい範囲で明るさを下げると良い。
眩しすぎると目にも良くない。
さらに同じ画面では、他にも以下のような機能が見つかるかもしれない。
- アウトドアビュー
- 明るさを自動調整
などなど。
これらの自動機能も不要ならばOffにすること。
自動機能は常にプログラムが起動された状態になるので、電池の消耗が増えてしまう。
補足:さらに暗くするには
設定できる範囲よりもさらに画面を暗くしたい場合、「Screen Filter」というアプリを利用すれば可能。
ただし暗くし過ぎると目に悪いので注意。
直感的に操作できるので操作方法の説明は割愛。
バックライト点灯時間を短くする
以下の画面に移動する。
設定 > ディスプレイ(画面) > バックライト点灯時間
自分が使いやすい範囲で短い時間に設定すると良い。
僕は最短の15秒か、30秒にしていることが多い。
補足:快適に使うために
バックライト消灯時間を短くすると、すぐに画面が暗くなって不便に感じるかもしれない。
その場合、スマホを手に持っている間は点灯したままにする機能をONにすればかなり快適になる。
メーカーによってこの機能の名称や設定方法は異なるようだ。
当然この機能をONすることによっても電池は消費されるわけだが、そこまで影響は大きくないと思っている。
個人的にはこの機能をONにしつつ、消灯時間を15秒か30秒にするのが使いやすさと電池持ちを両立できてベスト。
GPS、Bluetooth、NFSなどをOFFにする
スマホの上端を下に向かってスワイプすることで、これらの設定ボタンが出てくることが多い。
これらの機能も使っていなければOFFにすること。
もちろんテザリングやWiFiも不要な時はOFF。
一括して通信をOFFにしたいなら機内モードにすると良い。
このように機内モードは飛行機に乗る時以外にも活用できる。
メーカー独自の節電機能を活用する
同じAndroidでも、メーカーによって異なる節電機能が入っていることがある。
これらはぜひ活用したい。
誰が作ったのか分からない節電アプリをインストールするよりも、標準で搭載されている機能を使った方がリスクが小さい。
「設定」画面から、「エコ」「節電」「バッテリー」「省電力」といったそれっぽい単語が付いた項目を探せばこのタイプの機能が見つかるだろう。
余裕があればやっておきたい設定
Googleの同期設定
以下の画面から、Googleの各機能の同期設定ができる。
設定 > アカウント > Google
使わない機能を同期させるのは通信量及び電池の無駄なので、OFFにすると良い。
例えば僕はGmail以外は全て同期OFFにしている。
とにかく、無駄な通信を減らすのが節電のコツ。
アプリごとの設定
以下の画面では、アプリごとに通知を許可するか、そもそもそのアプリを有効にするか無効にするか等を設定できる。
設定 > アプリ
要らないアプリはアンインストールしてしまうのが良い。
不要なアプリが有効になっていると、そのアプリの通知や更新のためだけに通信が発生してしまうので。
また以下から「どのアプリが電池を消耗しているか」を知ることができる。
設定 > 電池(バッテリー) > (アプリごとの電池使用状況を表示させる項目)
電池使用量が上位のアプリの中で使用していないものがあれば優先的に無効化する。
これで効率よく節電できる。
併せて、バックグラウンドでの実行も不要ならアプリごとに無効化していくと良い。
補足:異常に電池を消費するアプリへの対策
アプリがバグっているせいで電池を大量消費していることがたまにある。
特にGoogle Play 開発者サービス。
そういう時は一度アンインストールしたのち、再度インストールすると改善する可能性がある(リスクもあるので自己責任で)。
あるいは代替可能なアプリなら代わりを探すのも手。
壁紙を暗めのものにする
壁紙は明るければ明るいほど電池の消費が激しい。
よって最強は真っ黒な壁紙だ。
有機ELディスプレイの場合、焼き付きを抑える効果もあるだろう。
真っ黒な壁紙を持っていなくても「スマホ 壁紙 黒」とかで検索すれば出てくる。
また動くタイプの壁紙も電池を消耗するので、静止画が理想。
壁紙だけでなく、各アプリのテーマカラーも暗めに設定した方が電池の消費は抑えられる。
ただ画面があまりにも味気なくなるので、僕は壁紙もアプリも自分の好みの色合いにしている。
ホーム画面に表示させるアプリを減らす
常時表示されるアイコンが多いと、メモリ消費が大きくなる。
メモリ消費が大きいと消費電力が大きくなる。
よってホーム画面上に表示させるアプリは最小限にすべき。
メモリに余裕ができることでスマホの動作も軽快になる。
ホーム画面を減らす
ホーム画面も多ければ多いほどメモリを消費する。
よってこれも最小限の数にすべき。
ホーム画面のアプリが置かれていない部分を長押しすれば、ホーム画面のカスタマイズができるようになる。
そこから画面の数を調整すれば良い。
Androidバージョンアップを通知しない
メーカーからAndroidのバージョンアップを見込めなくなっている場合、ONにしていても無駄な通信が増えるだけ(定期的に通信をして、バージョンアップが無いかを探しにいってしまう)。
なのでOFFにしておく。
以下の画面からON/OFFを指定できる。
設定 > 端末情報 > ソフトウェアアップデート
まとめ
以上、電池の減りが気になっている人の参考になれば幸い。
「電池の減り」が改善されれば「充電の頻度」が減る。
「充電の頻度」が減れば「バッテリーの寿命(≒スマホの寿命)」が伸びる。
だから電池の減りで困っていなくてもスマホの節電は意識した方がいいと思う。
もちろん「電池は将来交換するもの」と割り切って、消耗なんて気にせずに使うのも手だけれど。
また少々裏技的だが、格安のタブレットで代用できる用途はそちらに一任してしまうことでスマホの消耗を抑えるという手もある。
これについては以下の記事で具体的な用途を挙げて説明した。
以上、他にも僕が知らない良い節電方法があると思うので、教えていただけると嬉しいです。
ぶっきーでした。