ぶっきーの超・雑記ブログ

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なぜ大手キャリアは格安SIM(MVNO)に回線を貸し出すの?調べてみた




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どうも、ぶっきーです!

 

最近、節約のために「格安SIM」や「大手キャリアのプラン」を吟味していて次のような疑問をいだきました。

 

「なんで大手キャリアは格安SIMに回線を貸し出すんだ?」

「ライバル企業が増えるだけなのに」

 

調べてみた結果、疑問は解決。簡潔に言うと「国の命令だから」です。この辺の背景が理解できると「格安SIMを使わないのはもったいない」ってことが良く分かるので、この記事にまとめときます。

 

「安いなりのアヤシイ事情がある」とかではありませんでした。以下詳細。

 

 

そもそも格安SIMは大手の回線を借りている

まず基本的なコトから簡単に説明。

 

格安SIMや格安スマホの会社のことを「MVNO」って呼びます。以下ではこの略称を用いていきますね。

 

で、実はMVNOは自分で回線を持っていないんですよ。回線っていうのは当然、電話やネットをするための回線のことです。これを持ってないんで、スマホ業界で商売をするにはどこかから回線を調達しなければいけない。

 

そこで、回線を貸してあげてるのがなんと大手キャリア達

 

そこから僕の疑問が生じたわけです。「なんで商売敵にわざわざ回線を貸し出してあげるの?」「自分たちの方が高いプランで僕ら消費者に売れるんだから、MVNOに貸し出したら損じゃないの?」

 

格安SIMが現れる前の「寡占状態」

もともとは、大手キャリアも「回線の貸し出し」なんてしてなかったんです。

 

以前は…

 

〇社「ほとんど俺たちしか回線持ってないぜ」

△社「せやな。回線引くのって金かかるから、競争相手もほとんど増えんやろな」

□社「なんか俺たち同士で競い合うって馬鹿らしくね?」

△社「うむ、全員で高めの料金設定のままにした方が儲かるな」

 

といった感じで、「企業間の競争が行われていなかった」と言われてるんですね。この状態を国は「協業的寡占(きょうぎょうてき かせん)」と呼んで非難しました。

 

寡占ってのは「少ない企業で業界を牛耳ってる状態」ってことですな。それを協業、要は役割分担しながら協力してやっておると。

 

たとえば牛丼チェーンなんかは価格競争しまくってますよね。その競争がスマホ業界では機能してなかったというわけ。例えるなら「牛肉は俺らしか仕入れられないから、牛丼一杯1000円でいこうぜ!」みたいなイメージかな。そりゃ非難されるわ。

 

国「回線貸し出して競争しろや」

これは国民にとって不利益なコトなので、国が改善命令を出します。

 

具体的には、回線提供(回線貸し出し)の義務を大手キャリアに課したわけです。これによっていろんな企業がスマホ業界に参入でき、競争が発生するようになった。

 

それで実際に色んな会社が「大手から回線借りて新しい商売やったろ!」って感じで回線を借り始めて、楽天モバイルとかmineoとかいろんなMVNOがポコポコと生まれてきたわけですねー。格安SIMや格安スマホが最近になって増えてきたのはこういうワケ。

 

国、グッジョブ!

 

でも大手のプラン、高いままじゃね?

「回線貸し出し」の背景は分かっていただけたかと思いますが、最後にちょっと補足。

 

現状まだまだ大手キャリアの料金プランって安くなっていないですよね。「競争働いてなくね?」と思う人もいるかも。

 

これは大手には大手の「安心感」「信頼」があるためで、ここが消費者にとってはまだまだ大きいんだと思われます。電話およびネット回線というのはライフラインの一つですから、信頼性は重要なポイントです。

 

しかし今後MVNOへの信用が高まったとしたらどうなるでしょうか。この展開は割と現実的だと思います。なぜなら、格安SIMの顧客満足度は現時点で既にかなり高いからです。

 

こうなると大手キャリアも「値下げ」に踏み切らないといけなくなるかも!あるいは意地でも値下げはせずに「サービスの内容」で勝負してくる可能性もありますねー。

 

ちょっぴり今後の展望っぽいことを述べてみました。

 

まとめ

「なぜ大手キャリアはMVNOに回線を貸し出すのか」がこれで分かりました。「格安SIMってありがたいけど、なんか裏があるに違いない…」と疑ってましたが、僕たち利用者側にとって損になるような「裏」は無いわけです。

 

大手キャリアは国に命令されたからしぶしぶ貸し出しているだけ。本音を言うと回線なんて貸し出したくない。MVNOは「ありがたや~」と回線を借りて事業を立ち上げてる、と。

 

この構造というか、MVNOの生い立ちが理解できたので、僕の格安SIMに対する「アヤシイ…」って印象は無くなりました。僕は疑い深い性格なので「美味しい話」にはまず疑ってかかるんですよね。例えば名簿売られるんじゃとか、後で料金爆上げされるんじゃとか。

 

国が発端ということでそんな懸念もほとんど無くなったため、善は急げで申し込みまで終えちゃいました。mineoにしました。もう発送されてるので明日には届くようです。どうですかこのスピード感。詳しくはしばらく使ってみてからまた記事にまとめます。

 

以上、ぶっきーでした。