ぶっきーの超・雑記ブログ

「より良く生きる」を模索する。


大坂なおみの優勝とセリーナ・Wの騒動について。全米2018所感




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こんにちは、ぶっきーです。

 

少し間が空いたが、テニスファンとして取り上げずにはいくまい。ついに日本選手がGSを制覇してしまったのだから。

 

大坂がいつかGSを獲るであろうことは日本のテニスファンなら十分予想できていたと思うのだが、まさかこんなに早く優勝するとは正直思わなかった。

 

今年の彼女はGSに次ぐ規模の大会でも優勝していて(錦織はまだGSの次に大きいマスターズ1000でも優勝できていない。かくもBIG4の壁は厚いのだ)、調子が上向いている気配があったとは言え全く読めなかった。

 

まあ数ヶ月前に僕は自宅のネットを解約してしまったために観戦自体できていない状況だったのだけど(ブログをやる時だけスマホでテザリングしてます)。

 

報道などを見るに勝因がメンタル面の進歩であることは間違いないようだが、どのようなトレーニングをしたのかが気になる。僕たち一般人にも応用できるかもしれないからだ。下手なハウツー本や自己啓発書よりも、スポーツ選手の実践しているトレーニングを真似た方がよっぽど信頼性も効果もあると僕は思っている。

 

去年までの大坂はむしろメンタル的には非常に弱い部類の選手だった(もちろん年齢のせいもあるだろうが)。ニュースでは新任のコーチの励ましのお陰と説明されているが、本当にそれだけであんなにタフなメンタルが身につくのだろうか。これについては今後のより詳しい報道を待ちたい(できればジョコの本のようなものを出版してほしいなあ)。

 

さて、この全米決勝に関して世間で最も話題になっているのはセリーナの審判に対する振る舞いである。

 

これ自体はやはり彼女に非があると僕も思う。試合中にコーチなどからアドバイスを受けることは基本的に禁じられていて、彼女はそれをやってしまったわけだ。そしてそれを注意した審判に再三悪態をついてゲームペナルティーを受けてしまう。

 

「皆やってる」からと言って正当化されるものでもないし、「性差別」を持ち出すのは意味が分からない(女子同士の試合で、だれとだれが性差別を受けたというのだろう)。

 

ただ、あまりにもセリーナ批判一色に染まっているメディアやその周辺のコメント欄、Twitterなどについても違和感を覚えざるを得ない。

 

いや、批判が行き過ぎているかどうかは正直分からない。それは正当な批判の範疇なのかもしれない。ただこの件に限らないが、世の中の雰囲気に乗じて特定の人物を攻撃する行為に一種の不気味さを感じてしまう。

 

それに正式な罰則が科せられているのだし、セリーナ自身も決勝後のスピーチで「もうブーイングはやめにしましょう」と言ってくれたではないか。だから少なくとも僕はそれで許そうという気になってしまった。

 

なによりこの決勝で一番の痛手を被ったのはセリーナ自身なのだ。レジェンドとしてこれまで築き上げてきたものが、自分よりずっと年下の人間に奪われる恐怖や焦り、憤りはとても想像できない。この偉大な敗者の苦しみを思えば、これ以上彼女を攻撃することはとてもできないと思うのだが。

 

大坂はウィリアムズ姉妹が憧れの存在だったことを以前から公言していた。今の状況を見てどう思うだろう?心優しい彼女は間違いなく胸を痛めているはずだ。いくらメンタル面が成長したからと言っても、もしかしたら今後の成績に影響してしまうかもしれない。

 

だから大坂を応援する立場から見ても、もうこの騒動についてとやかく言うのはやめた方が良いと思っている。

 

なんだか暗くなってしまったので明るい話をして締めよう。

 

日本選手がGSを制覇するなんていうのは、錦織が出てくるまではとてもとても非現実的な望みだった。それが、先に大坂の方がGSを獲ってしまった。

 

よっぽどのことが無い限り彼女は今後もまだまだGSを獲るだろう。BIG4なき後のテニス界を憂う声は数あれど、日本のテニスファンに限ってはまだまだテニス観戦を楽しめる状況は続きそうだ。

 

あと大坂の優勝によって錦織のベスト4がかすんじゃってるけれど、日本人男子がベスト4って本当にとんでもないことなんですよ!錦織自身が2014年に全米決勝に行っちゃったこともあって、GSのベスト8とかベスト4ではもうそんな大きなニュースにならなくなってるけど…

 

日本人男子がGSを獲れるかもしれないっていう夢を見せてもらっているだけで、我々現代のテニスファンは幸せなのだ。そのことを忘れちゃいかん。

 

だから錦織のことも忘れずにたたえてあげてね。

 

おしまい。